花

恋愛にはエネルギーがいる。
相手を想い、時には辛さに耐え、
その都度心の力を消費していく。
消費したエネルギーは、相手の笑顔や何気ない会話、
そういったモノで補われていく。

では、それがない場合はどうなってしまうのだろう。
想い続け、それでも返ってくるモノがない時。
いつか心のエネルギーが枯渇する時がくるのだろうか。

例えば花を育てるとする。
丹精込めて育てた結果、花を咲かせてくれる。
咲いた花を見ているだけで、それまでに何があろうと
シアワセな気分になれるだろう。
花が特別何かをしてくれるわけでもない。
でも、それで充分。
まあ、それが見返りといえば見返りか。

逆に花が咲かなければどうだろう？
丹精込めて育て、それでも花が咲かなかった場合。
もう花なんか育てるか！と思う？
今度は違うの試してみようと思う？
もう一回挑戦してみようと思う？

足りないエネルギーは他から集めることも出来る。
でも、そうして得たエネルギーを恋愛に向けるのはどうなのだろう？
他にするべきこと、出来たはずのことが出来なくなっているのではないか？
花を育てることが全てではない。
花を育てたところでご飯が食べれるわけでもなく、
生きるため、充実するためにやること、出来ることは他にも沢山ある。

だけど、花を育てたい、咲かせたい気持ちはなくしたくはない。
願わくばこの想いが尽きることのないように。


ため息色した　通い慣れた道
人混みの中へ　吸い込まれてく
消えてった小さな夢をなんとなくね　数えて

同年代の友人達が　家族を築いてく
人生観は様々　そう誰もが知ってる
悲しみをまた優しさに変えながら　生きてく

負けないように　枯れないように　笑って咲く花になろう
ふと自分に　迷うときは　風を集めて空に放つよ今

恋愛観や感情論で　愛は語れない
この想いが消えぬように　そっと祈るだけ
甘えぬように　寄り添うように　孤独を分け合うように

等身大の自分だって　きっと愛せるから
最大限の夢描くよ　たとえ無謀だと他人が笑ってもいいや

やがてすべてが散り行く運命であっても
わかってるんだよ 多少のリスクを背負っても
手にしたい 愛・愛

負けないように　枯れないように　笑って咲く花になろう
ふと自分に　迷うときは　風を集めて空に放つよ
ラララ・・・
心の中に永遠なる花を咲かそう

Mr.Chirldren　花〜Memento Mori〜

最初かなりネガティブに日記を書いていて、
ふと思い出して歌詞を調べてみたら、
ちょっと感動した。
昔は全然気にしていなかったけど、
桜井さんいい歌詞書いてるねぇ。